シリーズの行方・優勝戦の舟券

恒例のお盆シリーズ、「オール大阪・摂河泉競走」も今日は最終日。準優で予選トップの石野貴之が消え、得点第2位の太田和美がポールポジションを獲得した。24歳で賞金王決定戦を制した「怪物くん」が、新ペラ制度になり円熟期に突入。暮れの賞金王決定戦を目指して、隙のないイン逃げを決めそうだ。

《12R・優勝戦》…◎①太田和美 △②田中信一郎 ×③沢田昭宏 〇④渡邊雄一郎 ⑤向達哉 ⑥野添貴裕

3 現在賞金ランクは井口佳典に続いて第2位の太田。しかし、その差は4千万円余り。後続につつかれている状態だ。これは今年の優勝が芦屋のグラチャンだけで、賞金王に進むには少しVが足りない。それだけにこのオール大阪は「絶対勝つ!」という心境だろう。「正直言うと出足で足らない部分はある。でもSは行く気満々です」と、気合乗りは最高潮。オール大阪の優勝は09年1月王将戦以来遠ざかっているが、オール大阪9V目指して際どいスタートを決めそうだ。

田中は、「すべてにおいていつもの住之江と感覚が違う」と、首をかしげている状態。それは特にスタート勘のずれにあるようで、今節はトップSどころか、3番手のタイミングが最高。②コースなら差し一手だろうが、好位につけないと抜け出すのは難しい。レース合い間の試運転、スタート特訓に注目してみたい。

4枠になり、最大限に力を発揮できそうな渡邉。「新ペラ制度になってリズムが上向きです」と、ニコニコ。「カドだし、伸びをつける整備をしたい」と、まくり一撃に燃えているようだ。波乱があるとすれば、彼が演出する。

沢田は、「ある程度改善したが優勝では足らないと思う」と、まだいいコメントは聞かれない。向、野添のアウト勢にしてもF持ちで事故点を気にしながらのレースで、3連単圏内突入が精一杯か。

本日の優勝戦はイン太田の逃げに渡邉の全速攻め、1⇒4流しの4点が本線。124、134の押さえはどうか。