シリーズの行方・初日メインドリーム戦の舟券
今節は、「報知新聞社賞ダイナミック敢闘旗・新鋭リーグ第5戦」で、今日から11月15日までの6日間開催される。初日メインは12R報知ドリームで、今節の優勝戦線をリードする6選手によって争われる。
《12R・報知ドリーム》…◎①山田康二 ×②秦英悟 △③上野真之介 ④和田兼輔 〇⑤深谷知博 ⑥磯部誠
ファン投票第1位、今節を牽引して行く山田は、「ごく普通。方向性は分かっているつもりですが、物足りません」と、首を傾げていた。今節は良機のすべてを大放出していて、山田の14号機も42%あるが、やや下り坂のようで、前検タイムも下位クラスだった。注目は前半8Rのレース内容だが、どう変わっているか、注目したい。
逆に、「機勝率(35%)以上に力強かった」と言うのが深谷(写真)。レース前に行われた選手紹介で、「丸亀ではすみませんでした」といきなり頭を下げた。予選8連勝で1枠、インから先行したが、今節走っている片岡雅裕に2M突進され2着になった。
「今節は優勝します!」と、その悔しさを滲ませるインタビューだったが、今や新鋭リーグ戦の顔という自覚も感じられ、パワー的な余裕もあった。朝のスタート特訓では節イチを思わせる強烈アクションだったが、6Rはカド受け③コースからSを失敗して無念の4着。巻き返しに燃えている。
もうひとり、メーカー機を引いた上野も単級候補。「試運転では良かったけど、スタート特訓はそうでもなかったです」と、まだ半信半疑の状態だった。3年3ヶ月ぶりの水面だけに強気なことは言えないという気持ち。「まずは一走してからです」は、本音だろう。
地元の秦も当然注目。「今節は自分の水面と言う気持ちで優勝します!」と、コメントも熱い。久々に良機(43%)を引いて、気合満点の姿。②コースポジションをうまく活用したい。
12Rの舟券は深谷のまくり差しを狙い撃ちか。5⇒123⇒1234の3連単9点を推奨したい。