優勝戦の展望と舟券
今節はノーマル一般戦だったが、ある意味、次の賞金王に影響するようなシリーズとなった。というのも、ナイターから普通開催に切り替わり、改めてエンジン調整の難しさを示唆する6日間になったからだ。ずっと好気配を維持したのは優勝戦1枠ゲットの荒井輝年だけで、野長瀬、興津藍の両者は毎日が試練だった。「勉強になりました…」は本音だろう。
《12R・優勝戦》…◎①荒井輝年 〇②岡田憲行 △③北村征嗣 ×④山田豊 ⑤野長瀬正孝 ⑥興津藍
①荒井輝年 「4日目の足なら準優で興津に差されていたと思う。5日目が一番合っていた。インSを行くだけ」
②岡田憲行 「もう少し乗り心地が欲しいが、足は日に日に良くなっている。スタートも大丈夫だと思う」
③北村征嗣 「ターン回りが良く、そこはこの相手でもヒケを取らない。問題はSだけ。それなりに行きたい」
④山田豊 「もう少し爆発力が欲しいが、足は全体にまとまっている。しっかり乗れるように調整して行く」
⑤野長瀬正孝 「調整の幅が狭く、日毎気配が変わる。足合わせでは負けることはないが本番で違和感…」
⑥興津藍 「大幅に回転を止めてやっと乗れるようになってきた。足は差しが届かなかったし荒井さんと差がある」
好枠3選手はいずれも準優1枠組だ。その中でも優勝戦でポールポジションゲットは得点トップの荒井。初日連勝してそのまま連勝街道を突っ走るかと思われたが、それから5走は1着が取れなかった。「相変わらず出ている…」と言いながらも、どこか違和感があったのはまちがいない。それが解消されたのが準優戦だった。角度的には興津に差されていたが、BS伸びて追撃を振り切ったレースは圧巻だった。
一時、「G1の配分も減り、SGも出場できないし、何もないボート人生です」と、精彩のない時期はあったが、それから巻き返し、G1戦線へ復帰。SG出場はまだ困難だが、気持ち的には吹っ切れている。特に住之江は常に快速イメージでモチベーションも高い。ここまで来れば優勝の二文字しか見えていないだろうし、1着固定の感覚で舟券を買ってみたい。
要は相手探しだが、スタート横一線なら北村の強力ターン足がモノを言う。ただひとりのF持ちだが、「それなりに決めます」と、決して降りていない。今日の優勝戦は、1⇒3流しの4点で勝負してみたい。


