優勝戦の展望と舟券作戦
本日の住之江は最終日、優勝戦が行われる。場外売りの福岡ダービー・準優戦の興奮冷めやらぬムードの中、こちらも見せ場十分の組み合わせになった。
《12R・優勝戦》…◎①池永太 〇②石渡鉄兵 △③牧宏次 ×④小山勉 ⑤金子貴志 ⑥岸蔭亮
①池永太、「ピット離れで遅れない限りインです。エンジンはまちがいなくトップグループだと思うし、優勝して九州に帰ります」
②石渡鉄兵、「全部がいいですね。三拍子揃っている。S行って池永君を驚かせたらチャンスはあります」
③牧宏次、「出足、回り足はしっかりしています。Fを持っているけど、スタートは勘どおり行けています」
④小山勉、「Fがあるのでスタートは慎重に行っているけど足がいいので届いています。全体的に上位あります」
⑤金子貴志、「チルト0で合わせやすくなり、足は中堅上位くらい。あと半分くらい伸びがくればいいのですが…」
⑥岸蔭亮、「準優は塚田、沖さんの方が良かったけど自分のも全体的にいいです。⑥コースから気楽に行きます」
もう何回も書いているが、池永はデビュー7年目にしてメッカ初登場。お隣の尼崎ではよく見かけ、優勝もしているので関西のファンにまったく馴染みがないわけではない。しかし、持ち前の戦闘能力がこの水面に合うようで、初日から4連勝と快進撃を続け、得点トップで準優1枠をゲットした。その準優戦も難なくクリアし、いよいよVロード驀進である。
優勝すれば初登場、初Vになるが、実は同じ福岡の篠原仁志がその道を歩んでいる。暮れに賞金王決定戦に出場する兄の篠崎元志に少しでも有利な情報を…と笑顔で帰ったのを思い出す。今回はそんなスケールの大きな話にはならなかったが、グループのリーダーである原田富士男に優勝の報告ができれば最高だろう。
その池永のイン実績は、最近27回で19勝、2着3回とほぼ完璧なデータ。パワー面での条件が揃った今節なら負ける要素なしではないか?相手も石渡で123、124の2点勝負としたい。