シリーズの行方・2日目メインの舟券
今日は天気が回復しているが、強い追い風で各選手とも周回展示から慎重に回っている。1Rでも②コースからクルリと回した松本真吾が勝利をマークするなど、波乱要素に満ちた一日になりそうである。
《12R・予選特別A》…◎①今坂勝広 〇②竹田辰也 ×③大橋純一郎 ④汐崎正則 △⑤野添貴裕 ⑥藤生雄人
今坂は前検、初日のスタート特訓で手ごたえなし。「ひとり下がっていたような気がする」と、顔を曇らせていたが、中間スタート特訓で上昇パワーを感じたらしい。ペラ調整が当たって、「これなら行けそうです」と笑顔も出ていたが、12R本番はたいしたことがなかった。結局初日は3着2本と腕で凌いだ形になったが、今日は待望の好枠デー。朝からじっくり調整をして、しっかりポイントを稼ぎそうだ。
野添は、「出足がいいですよ。よく掛かったし、そこから出て行った」と、満足げな表情。初日12Rは4着に終ったが、1Mまでの足色は一番だったし、道中の足色も良かった。ただ、ここは枠なり⑤コースになりそうな組み合わせで、スタートが問題になる。
竹田のパワーも文句なしだ。初日は⑥コースから差し切ったし、本日のスタート特訓もトップランクの動きを見せた。いつもチルト0にしているが、住之江の整備は完璧のようだ。②コース実績も抜群(25回中、1着8、2着10)だし、舟券的な狙い目として魅力たっぷりと言える。
大橋は前半3Rで②コースから差し切ったが、これはパワーうんぬんより強い追い風を利した結果で、パワーは中堅の域を出ていない。ここでも展開を突いての好位戦になりそうだ。
汐崎、藤生はこのクラスで走る仕上がりではなく、枠番的にも苦戦を強いられそうだ。本日のメインは好枠両者の単争いで、1=2折り返しが本線。押さえるなら1⇒5、2⇒5だが、竹田のアタマならそこそこの好配になりそうだ。