シリーズの行方・得点状況
本日は4日目。準優得点日で、まずはベスト18を目指して勝負駆けとなる。ボーダーはいつもどおり、6.00前後だが、シリーズを牽引する準優1枠争いが伯仲している。長嶋、鎌倉はほぼ確実だが、三つ目の椅子取りゲームが激しくなりそう。
①長嶋万記9.33、②鎌倉涼8.50、③落合直子7.80、④鈴木成美,三浦永理7.60、⑥魚谷香織7.50、⑦守屋美穂7.40、⑧香川素子7.20、⑨田口節子7.16、⑩川野芽唯6.80、⑪堀之内紀代子、池田明美6.60、⑬加藤綾6.50、⑭片岡恵里6.40、⑮西村歩、原田佑実6.20、⑰向井美鈴、池田浩美6.00、⑲平田さやか5.80、⑳西坂香松5.75
トップは2日目にリング交換して一気にパワーアップ、4連勝中の長嶋だ。「伸びはいい人にやられるかも知れないが、出足は抜群です」と、終始笑顔。産休を終えてすぐはB1(勝率6.48も出回不足)だったが、、次の期はA1になるなど、近況は充実している。これは、「それまでどうしても体重が落ちずに、53、54キロあったのですが、お産の後50キロを割るようになったのが大きいです」と、語る。今年はすでに3度の優勝を飾っており、Vハンター的な勝負感覚も抜群。このまま準優1枠→優勝戦1枠と進みそうな感じで、V4は視界に入っているようだ。
2,3位は鎌倉、落合の地元コンビ。両者とも新期はA1ランクで、これは実力的にも納得の位置と言える。ただ、鎌倉は、「競った感じが弱かった」と、首をかしげている。今日はスタート特訓も不参加で、ずっと整備をしていた。これがどう出るか、だ。落合は未勝利だが、5戦2着4本、3着1本と着をまとめている。「前半に比べると回り足が良くなっています」と、パワー的には問題なさそうで、今日の頑張りで準優1枠が確保できる。
注目は1年2ヵ月(産休)ぶりのレースにも関わらず6位につけている魚谷。地元でみっちり練習を積んできたとはいえ、これだけの活躍は立派の一語。「いい時の足に戻っています。しっかり調整して頑張ります」と、周囲がパッと明るくなるあの笑顔が印象的だった。このまま頑張って欲しい逸材だ。