優勝戦は124、142が本線か…
本日は最終日、いよいよ優勝戦が行われる。準優はいずれも1⇒2で決着し、勝ち上がった6選手はいずれも好調モード。特に最後の最後まで得点トップ争いを演じた渡辺浩司と、田中信一郎が優勝戦でも人気を分けそうだ。
《12R・優勝戦》…◎①渡辺浩司 〇②田中信一郎 △③島田一生 ×④北村征嗣 ⑤福来剛 ⑥平田忠則
①渡辺浩司 「エンジンはいいです。行き足がいいし、伸びも負けることはない。インから一艇身残しのスタートを目指して行きたい」
②田中信一郎 「何か自分なりに合っていないところがあり中堅上位。舟の向きなど含め、自分のイメージどおりに仕上げたい」
③島田一生 「日に日に良くなっている。特に気温が下がって乗りやすくなっているし、スタートも全速で行けています」
④北村征嗣 「乗り心地とターン回りがいい。行き足、伸びもきのうの調整で良くなっていた。カドからスタートも勘どおり行けてる」
⑤福来剛 「」エンジンは良くなっている。ただ毎日気温調整でペラを合わせるのに苦労している。コンマ15のSは行きたい」
⑥平田忠則 「舟足は正直言って全然ダメですね。特にきのうの準優はペラを失敗して最悪でした。直れば動くかも知れない」
※インタビューは本日14時15分、中央ホール
◆…デビュー通算8回目、住之江V2が目前の渡辺浩司!
今節は住之江ナイターの緒戦。東京、大阪、福岡の3地区から精鋭を集めての対抗戦だったが、団体戦は福岡が地元大阪勢を押さえて優勝。その原動力となった渡辺が予選得点トップから準優も勝ち上がり、ポールポジションを守った。
渡辺は大分県日田市出身で、甲子園に何度も出場している日田林工高を卒業。部活は弓道部だったが、そこで反射神経が研ぎ澄まされたのか、デビュー1300走Fなしの記録を持っている。これはダントツの1位だそうで、ボートレーサーとして適正ナンバーワンではないかと思う。師匠は同じ大分日出町出身の益田啓司だが、利便性などを考えて今は北九州小倉区に住んでいるそうだ。
さて今日の一戦だが、強敵はキングオブ住之江の田中信一郎。その存在感は強力で、当然脅威を感じているが、インなら自分のレースをするだけ…と落ち着いている。最近①コースは25回入って、1着21、2着2という完璧なデータ。しかも「自分の中ではトップの足」と仕上がりも問題なしなら、隙を見せず、一気に逃げ切ってしまいそうだ。住之江V2は目前だ。
優勝戦は本命ムード、田中の巧さに、選手間で評判パワーの北村で124、142が本線。押さえるなら123、125の2点か。