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2009年8月 7日 (金)

本社管制のお仕事(吉野文さんインタビュー①)

「会社に連絡しないと!」と言った時、必ず電話する本社管制。でも実際どんな仕事?今回は管制歴3年目の吉野さんにお話を聞いてきました。Yosino_edited5_5

始めに
主な仕事内容から教えて下さい
管制は簡単に言うと24時間体制で勤務報告や事案報告等を受ける仕事で、私は日勤担当です。
主な仕事は「電話対応」「管制表記入」「パソコン入力」「書類のファイリング」「コピー作成」「件数表の作成」「締め作業」などで基本事務仕事ですね。
その中でも「電話対応」が一番多く、「出発電話」「日程変更」「欠勤連絡」「上・下番」「中間報告」「事案報告」などがあります。

では一番多い「電話対応」からお聞きしますね。「出発電話」「上・下番」ってなんですか
「出発電話」は「今家を出ました」という報告電話です。決まった時間に連絡がなければ管制から確認の電話をします。「上・下番」は「勤務開始、終了報告」のことです。聞きなれてないと判らないですよね。

着信して受話器を取るのと、管制表の該当ページを見つけるのがほぼ同時ですよね。
見ていて凄いなあと。ちょっとした名人芸?
いえいえ(笑)ナンバーディスプレイや、かかってくる時間帯で何処からなのか大体わかるんで。
もう体が覚えちゃったんでしょうね(笑)でも件数が多い時間帯は間違いがないように連絡予定者を別にメモしたりしてます。

本社管制では関西近辺のみ担当しているんですか
いいえ。東京支社以外は全て本社管制が担当してます。担当人数は住之江開催があると人数が
多くなって約200名位。でも勤務先の責任者が代表で電話をしてくるところもあるので受ける件数は少ないですよ。忙しい時は一時間に二十数件。一度一日の全件数を数えてみましょうか(笑)

「電話対応」で困ることは
やはり急な欠勤ですね。判った時点で少しでも早く連絡がほしいです。交代要員を探さなきゃいけないので。上番と出発電話がギリギリまで無い時もドキドキしますね「大丈夫かな?」って。
あとたまに「私に言われても・・・」と思うようなことで苦情を受けちゃうときがあるんです。
なんとか乗り切りますがこれは困るというか、辛いです。あくまでも私は連絡役だということを判ってほしいです。

インタビュー中も次々に電話がかかり、テキパキと対応される吉野さん。もう少しお話を聞きたいので次回も吉野さんインタビューをお送りいたします。では本日はここまで!
以上生田がお伝えいたししました。