雑記帳

去年は取材が難しかったAPEC（アジア太平洋経済協力会議）の警備。
今年は一般観光者が訪れる奈良の観光地を１日見て周る、テクニカルツアーの周辺警備を
任されたということで、そちらにお邪魔してきました。
場所はツアー最初の目的地、薬師寺。
まずは到着する駐車場に向かったのですが、薬師寺から結構離れた場所にあり、方向音痴も手伝い間に合わず。しかし、要人が薬師寺に向かった後も駐車場近辺の警備は続いていました。
金堂でようやく合流。ヤマトのスタッフは、現場配置スタッフが制服、要人と共に移動するスタッフはスーツ姿でした。金堂内の見学中は、次に移動する大講堂に続く石畳で警備。石畳の縁辺りで左右に分かれて、参加者を挟むように立哨していました。
金堂から出てきた参加者が大講堂へ入ると、スタッフは裏手へ移動。
大講堂見学中も無線は飛び交っているようで、ヤマトの現場責任者の小林さんは、
頻繁に無線に耳を傾けていました。
大講堂からは道路を渡って野だて会場へ
移動。この道路では２箇所で制服のスタッフが交通誘導。こちらの道路幅は狭く、信号も少ないのですが交通量はかなり多めで、車が絶えず走っていました。


野だて会場では制服、私服の両スタッフが一緒になって会場の警備にあたりました。一般の観光者の方にとっても野だては珍しい光景だったようで、記念撮影をする人もいましたよ。

ここで私服スタッフに注目。
首からかけているIDはAPEC警備スタッフ専用のもので、ストラップも特別仕様でした。腕章もIDも、もちろん英語表記。また無線もマイクが腕時計のように手首に巻くタイプのようで、話す時は袖を少しめくっていました。なんだかドラマで見たことがあるような光景ですよね。

こちらは朝とは違って野だて会場に近い駐車場です。薬師寺から次の場所へ移動するバスが待機しています。
私が取材したのはツアー最初の薬師寺のみでしたが、警備スタッフのうち何人かはツアーの終わる２１時過ぎまで警備が続きます。皆さんお疲れ様です。