春日大社 中元万燈籠
8月14日、奈良の春日大社で行われた中元万燈籠に行って来ました。
二の鳥居に向かう道は、既に両端に並ぶ燈籠に明かりが灯され、周りを囲む木々の向こうから鹿が時折現れます。まだ数は少ないものの、この道にも石燈籠があり、見てみるとこちらにも鹿が。
春日神社の神の使いだけに、社中の石燈籠にも鹿の姿を数多く見かけました。
鳥居が見えてきた辺りから、警備スタッフが参拝順路の案内広報を行っていました。
混雑を避けるため、南門への直線ルートを封鎖し、石燈籠が囲む雰囲気ある細道を迂回路にして参拝所、回廊に向かいます。
また迂回路の案内以外にも、あわせて61社ある春日大社の摂社、末社の中でも福徳にご利益のある12社を巡る「福の神12社巡り」の案内も行っていました。
福の神12社に挙げられる、夫婦大國社、若宮神社を抜けて階段を降りると、19時から始まる特別参拝を待つ長い列が。一般参拝者は右側の写真の赤い門「南門」を潜り、離れたところからつり燈籠を鑑賞。
特別拝観で回廊を通り、吊り燈籠を間近で鑑賞した方々の終了地点「内侍門」では、
中の燈籠を撮影しようとカメラを構える一般参拝者もいました。 辺りは本格的に暗くなり、燈籠の明かりが浮かびます。19時半を過ぎ、「なら燈花会」を見てから春日大社に向かう人が増えてきました。手に堤燈を持つ人もいます。
日常に戻ったと感じたのは「春日大社万燈籠」と書かれた大燈籠が見え、警備スタッフが人が滞留しすぎないよう、時折車を止めては人を誘導している姿を見た時。
日常とは少し違う空気の中での警備は違和感を感じるかなと思ったのですが、そんなことはなく、参拝者も燈籠の明かりに魅了されていました。
それでは本日はここまで!
以上生田がお伝えいたしました。