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2009年9月 4日 (金)

船の科学館

_034 8月20日、お台場に行って来ました。 
「昔は何も無いところだったのに」と言われていますが、今は人が押し寄せる観光スポット。 
その中で昭和47年にオープンし、現在も沢山の観光客が訪れる、船の科学館の警備業務をヤマトはオープン時から担当しています。 
今回の雑記帳は船の科学館の業務内容を、いつもは東京支社で内勤をされている福田さんにお聞きしてきました。

簡単な業務内容を教えてください。
船の科学館は24時間警備を行っています。閉館時間帯は「館内巡回」と「出入管理業務」、開館の10時からは駐車場、詰め所、館内・外併せた巡回をローテーションによって閉館時間の17時まで3人で担当しています。今は夏休み期間なので閉館時間は18時で、巡回が場合によっては駐車場応援配置に変更して対応しています。またお盆休みや土日祝日は4人配置で業務をしています。でも、どちらかというと警備というよりもサービス業が中心かもしれませんね。

007_edited1_2_003_5 サービス業?具体的にはどんなところがですか。
周りが観光地化したために、お台場全体のことをよく質問されます。また、イベントも多い場所で、いつもどこかで何か行われているので、あらかじめ調べて詰め所に資料を置いておき、全員が案内できるように心がけています。
もちろん、館内の案内、説明はすべて万全です。


凄いですね。館内だけではなくお台場全域までフォローされているなんて。
駐車場を利用する方の目的地は様々ですし、ゆりかもめの駅も近いので聞かれやすい場所なんでしょうね。

施設内に停泊している「宗谷」と「羊蹄丸」は現在展示公開されていますが、別の船も停泊していますね。
はい。「海王丸」や「日本丸」などの訓練船など、色々な船が来ますよ。以前ここで海上保安庁が特殊救難部隊のデモンストレーションを行ったこともあるんですよ。ドラマ「海猿」の出演者と違って本物の隊員の体格は凄かったです。

_007昭和53年に開催され、当社も警備に携わった「宇宙科学博覧会」はこの場所で開催されたんですよね。
そうです。現在の船の科学館と船の科学館駅の向こうの駐車場やグランドなどの場所全てが博覧会の会場だったそうです。
今でもお客様から思い出話を聞かせていただくことがありますよ。
「工事に参加していたんです」という方も来られてましたね。


上の写真は船の科学館の展望台から「宇宙博」会場だった場所を撮影したものです。大規模な博覧会だったことが想像できます。

_005_3 お客様から思い出話をお聞きすることはよくあるのですか。
ありますよ。子供の頃の来て、懐かしくて来場されたとか、現在展示している青函連絡船「羊蹄丸」の船長だった方が、思い出話を聞かせて下さったり、知らなかったことを教えていただいたりします。30年以上の歴史がある科学館だけに色々な人の思い出に残っているんですね。南極観測船「宗谷」の関係者の方が作られた「宗谷会」の皆さんがここで集まられる事もあります。

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移動のために乗り込んだエレベーターで、お客様とご一緒した時の福田さんの対応は本当に丁寧で、私自身学ばせていただきました。


また、船の科学館担当のスタッフの皆さん全員が、強い日差しのせいで真っ黒なのに驚きました。アスファルトの照り返しもあり暑さは相当なもの。その中で笑顔でお客様に対応している皆さんでした。
   
   
それでは本日はここまで!   
以上生田がお伝えいたしました。