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2009年9月27日 (日)

現任教育② 護身術・スクラム

前回の雑記帳は基本動作の「停止間」と「行進間」の様子をお伝えしましたが、今回は「護身術」と、騒擾事案(そうじょう:群集が暴徒化し、騒ぎを起こす事)が発生した時に、重要施設を守るため、自らの体で壁を作る「スクラム」の組み方の練習風景をご紹介します。

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まずは「護身術」の練習です。 
二人一組になって、警備員役と攻撃役を交互に行います。 
松山さんの説明を聞いてから皆一斉に動作に移ります。 
護身術は自分の身を守るためのものなので 
相手の攻撃をいかに防御できるかがポイントです。


Dsc_0371_2Dsc_0373_5見ていると相手の力を利用して、攻撃を受け流すような感じなんでしょうか。実際やってみるとなかなか難しいようですよ。
コツを掴むために何度も二人で練習している人もいました。

Dsc_0375_2Dsc_0376_2全体を見てまわる松山さんが、実際に指導する場面もあり、近くで腕の使い方を確認するため、前後左右の人も興味深く観察しています。また、腕の使い方を女性スタッフに教えてあげている人もいました。   

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続いては建物の入口前に集合してスクラムの実技練習。
女性スタッフは見学。男性スタッフで実際に壁を作っていきます。
 

構えの形、隣り合うスタッフと組む腕の形、壁を厚くしていく方法や、注意点などを聞きながら、男性スタッフが全員経験できるように3回スクラムを組みました。

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横からの写真を見ると前後左右とも隙間無くぴったりくっついているのが判ります。
   
現実に騒擾事案が発生した場合、このスクラムの形で何時間も扉を守り続けることもあるそうで、この姿勢で長時間は本当に辛そうです。しかし、この体勢でやってくる相手から扉を死守しないといけません。
 


下の写真はスクラムを壊そうとする力を少し体験してもらっているものと、注意点を松山さんが暴徒役で実際に動作で説明しているところです。

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「護身術」「スクラム」ともに生田は初めて見学したのでとても興味深かったです。お疲れ様でした。
   
では、本日はここまで。   
以上生田がお伝えしました。