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2009年10月16日 (金)

春日大社境内 鹿苑 鹿の角きり

鹿の角きりは、奈良の年中行事。今回は春日大社境内にある鹿苑(主に病気や怪我をした鹿や、妊娠中の鹿の保護を目的とする施設。)で行われる鹿の角きりにお邪魔してきました。
警備はヤマトが担当し、2名配置です。
Dsc_0012_4鹿苑前に到着した時は、入場待ちの Dsc_0002_5
人も少ないので、スタッフが角きりの案内広報を行っていました。
毎年初日は少し余裕がありますが、その後の2、3日目は休憩も出来ないほど忙しいそうです。
入場口では、来場者を列に並ばせ、カウンターを使ってその人数を数えています。

Dsc_0010Dsc_0019_5 ときどき時間を見ながら会場内の様子を確認に走ります。   
入場された方が一箇所に固まり、混雑しないように誘導広報を行います。カウンターの数字だけでなく実際の入場状況を確認しつつ愛護会のスタッフの方と連携しながら入場を制限するそうです。安全祈願祭の終了後に角きりが始まりました。
赤い旗で鹿を壁際に追い詰め、捕獲具を使い、角に縄をかけます。

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縄を引き寄せ、鹿を抱えて複数の勢子で動かないように抑えた状態で角きりは行われます。

Dsc_0007Dsc_0011_2 さて、3頭の鹿の角を切り終えると、次の見物客を入場させます。スタッフは入口前で同じように人数をカウントしながら広報を行っています。 
そして進行中の角きりが終了に近づくと、
1名のスタッフは会場内に向かいます


Dsc_0248_3Dsc_0260_4Dsc_0244_2大勢の退場者が集中する出口付近で、押し合わないように広報を行います。退場者の流れが落ち着くと、新たな来場者も含めて、柵にもたれないように注意を行ったり、会場奥に移動をしてもらうよう案内していました。会場全体の安全を確認すると再び参道前の配置に戻ります。

Dsc_0276_2では最後にこちらの写真をご覧ください。この鹿のイラストが書かれた缶は自動販売機を利用した募金箱なんです。10円から1000円までの募金が自動販売機で出来るようになっています。この募金は財団法人奈良の鹿愛護会の活動に利用されます。   
春日大社にお越しの時は一度探してみてください。   


当日担当の警備のお二人、愛護会の皆様、本当にお疲れ様でした。

では本日はここまで。
以上生田がお伝えしました。